エネルギー自給自足への挑戦

Googleフォトで写真を楽々管理・活用する方法

2020/03/20
 
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1980年生まれ、妻と子供3人の父で真岡市在住。 趣味は写真撮影、動画編集、PCカスタマイズ等。 蓄電池やEV・PHVなどに興味・関心があります。発電した電気は売電から個人消費に変化していく過程を発信していきます。

 

みなさんこんにちは、写真が趣味の家庭発電所所長のjal_1980です。

あなたの(家族が)撮った写真きちんと管理していますか?
私は写真が趣味なのでガンガン撮るので撮影した日は1日に300枚~800枚は撮るので他の人より管理が大変な環境です。
年間で考えると撮影枚数はざっと数万枚!、保存容量は年間1TB(1000GB)!!位になります。

例えばこんなお悩みありませんか?

・あの時撮った写真どこに保存したっけ?
・旅行で撮った写真久しぶりに見たいな・・・
・こんな写真が欲しい・・・(私のようにブログを始めた人が撮った写真を活用したい人)
・スマホで撮ったスクリーンショット自分のブログに使いたいんだけど・・・
・スマホ壊れちゃった・・・、スマホで撮った写真バックアップしてない、どうしよう・・・
・年賀状に使う子供の写真どれにしよう?

このような写真管理・活用に対する悩みを解決できるアプリを今回ご紹介します。

 


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そのアプリの名は『Googleフォト』

『Googleフォト』というアプリを知っていますか?

Android(アンドロイド)スマホを使用している人はすでにインストールされているかもしれません。
簡単に言ってしまえばiPhoneのicloudみたいなものなんですがとっても便利なので、私も使っているGoogleフォトで写真を楽々管理して活用する方法をあなたにお届けします。
(iOS版もあるのでiPhoneをお使いの方も使えます。)

GoogleフォトはGoogle社が提供している写真・動画専用のクラウドストレージサービスです。
写真・動画専用でなければGoogleドライブ(これも便利です)というクラウドストレージサービスがありますが今回は『Googleフォト』についての記事になります。

Googleフォトを使用するにはアカウント管理のためにGmailアカウント(アドレス)取得が必要になります。
(今回はGmailアカウントが取得済という条件で行います、検索してあらかじめ取得しておいてください。)

 

クラウドストレージサービスとは?

クラウドストレージサービスとは保存したいデータをインターネット経由でサーバーと呼ばれる保管庫(レンタル倉庫)に預けておくサービスです。
今回ご紹介するGoogleフォト以外にもWindows(ウィンドウズ)でおなじみのMicrosoft(マイクロソフト社)もOneDriveというクラウドストレージサービスを提供しています。

クラウドストレージサービスのしくみ

預けたデータはインターネット接続環境があればいつでも、どこでもアクセスする事が可能になります。

便利なサービスですよね、個人が扱うデータ量が爆発的に増えている情報化社会なのでクラウドストレージサービスに参入する企業が増えています。
最近だとアマゾンも始めましたね。

 

スマホが壊れても安心!

いつも持ち歩いているスマホは落下・水没による故障のリスクは大きいですよね。
不意の故障や保存容量不足による機種変更であなたのスマホに保存している画像・動画のバックアップは万全ですか?

きちんとバックアップを定期的に行っている方が少数派であると思います。
理由はどうすればいいかわからない・いちいち面倒だ・忘れちゃう・・・といったところでしょうか。

スマホで撮った写真・動画を自動でクラウドサーバーへバックアップをしておく設定をしておくと安心です。
(細かいバックアップ設定方法も後述するのでご安心を( ^ω^)・・・ここでは概略の説明にしておきます。)

自分の使っているパソコンやスマートフォンが壊れても預けてあるデータは無事なので違う本体でもアカウントIDやパスワードで本人認証が出来れば元に戻す事も可能です。

クラウドストレージサービスのしくみ(スマホが故障)

 

スマホ以外(例えば一眼レフやビデオカメラ)で撮った写真・動画を自宅のパソコンに取り込み、アップロードしておくことで出先のスマホで閲覧したり。
気に入った写真・動画を友人(知人)にLINEで送ったり・離れた家族とシェア(共有)・SNSに投稿することも可能になります。

とても便利で安心なサービスなのはお分かり頂けたと思います、気になる利用料金については次に説明します。

 

無料プランと有料プランの違いは?

グーグルフォトには2つの料金プランがあります、無料プランと有料プランの違いは以下の表をご覧ください。
(16MP=1600万画素)

有料プランと無料プランの違い

 

有料プランでも最大15GBまで無料というのはあなたのアカウントで使用しているGoogleドライブ等のGoogle社が提供している、他のクラウドストレージサービスの保存容量と合算して15GBと言う意味です。
すでにGoogleドライブで14GB容量が使われている場合は残り1GBがグーグルフォトで使える容量となってしまいます。

一方の無料プランは自動でリサイズ・圧縮されてしまいますが、保存できる容量(枚数)は無制限です。
リサイズと圧縮は一見デメリットに思えてしまいますがスマホ画面に最適化されているので、特に劣化しているとは感じないレベルで通信容量が少なくて済みます。

面白い動画が撮れたからっといって大きな容量の動画をそのまま友達に送信しますか?
(最近のスマホは4K動画も撮れるのでお互いのデータ使用量が増えてしまいます・・・)

友達とシェア・SNSで公開する画像・動画であればリサイズ・圧縮されても問題ないですね。
なぜ問題ないかと言い切れるかと言うと、私が公開しているインスタグラムの写真・動画は自動リサイズ・圧縮された写真と動画を使用しているからです。
中にはノイズの多い写真がありますがそれはリサイズ・圧縮が原因ではなく、私の編集力が無いからです・・・

 

Googleフォトクラウドストレージ料金表

料金表は下図のようになっています。
赤枠で囲ったリサイズなしのデータでも保存容量が15GBまでは無料で使用が可能です。

ストレージ料金表(赤枠有り)
競合他社の料金と比較するとどうなんでしょうかね?

私は料金を支払うプランのクラウドストレージを使った事がないので相場が解りません。
したがって料金比較は行わずに話を進めていきます。

無料プランと有料プランで行える機能に差がないので私は無料プランをオススメします。
私の様にガンガン撮ると容量が増えてしまい、月額料金が増えてしまうものでとても選択できません。

私がどれだけ画像・動画データでハードディスク容量を消費しているかは以下の記事をご覧ください。

デスクトップパソコン、ハードディスク交換

今度パソコン上でのデータバックアップ方法なども記事にしましょうかね?
需要があるのかリサーチしてみよう( ^ω^)・・・

話がそれてしまいましたので戻ります、次はアプリのインストールに進みます。

 

アプリの入手、インストール

使用スマホによってandroid(アンドロイド)ならGoogle Playを開いて、iPhone(アイフォーン)ならApp Storeからグーグルフォトをアプリを入手してインストールして下さい。

 

初期設定

インストールしたグーグルフォトを開くとログイン画面が表示されるのでGmailアカウント(アドレス)または電話番号を入力してアカウント作成をタップします。

ログイン画面

写真と動画のアップロードサイズを選択画面になるので元のサイズまたは高画質を選択します。
私のおすすめは高画質(無料、容量無制限)です


アップロードサイズ選択
写真・動画の自動リサイズ・圧縮さえ気にしなければ容量無制限で問題ないです。
活用するための容量削減と考えればむしろメリットになります。
リサイズによる画質の影響はスマホ画面で見る限り解らないです。
理由は前述の通りです。

上のスクリーンショットでストレージ容量が残り14.9GBとほぼ保存容量が消費されていない事が確認できます。
(0.1GBを消費しているのはグーグルフォトではなく、グーグルドライブでファイル共有・消費しているためです。)

パソコン等で別にバックアップをしないで写真・動画をGoogleフォトだけで管理を完結させたい人は(元のサイズ)料金プランを選択しても良いですね。

 

アップロード設定

モバイルデータ通信でのバックアップは切っておく。
下のスクリーンショットで囲った赤枠が設定箇所です。

理由はデータ通信量の節約、モバイルデータ通信とはキャリアの通信網を利用しての通信なので通信量が増えてしまいます。
私は格安SIMを導入して契約通信量が3GBなので出来るだけ通信費を削減するためにWi-Fi環境のみ自動でクラウドサーバーへ写真・動画をアップロードする様にしています。
写真はともかく、今はスマホでも4K動画が撮れるのでここは重要なポイントになります。

モバイル通信でのバックアップをOFF

端末フォルダのバックアップ

スマホで撮った写真や動画は自動でグーグルフォトにアップロードされる様になってますが、個別のフォルダーも自動でバックアップされる設定も可能です。

保存フォルダー

端末フォルダのバックアップをタップすると下のフォルダの選択に移動するので、写真・動画をやり取りするアプリにチェックを付けておくと自動でグーグルフォトにバックアップされます。
下のスクリーンショットだとインスタグラムで編集・投稿した写真・動画を自動でバックアップされる様にしています。
(このような設定をあらかじめしておく事で不意に発生する端末の破損に備える事ができます。)

保存フォルダ選択

Screenshots(スクリーンショット)もチェックしています、この設定をしているとスクリーンショットを撮ったら自動でアップロードしてくれます。
ブログ等でスマホのスクリーンショットが必要な場合、PCからグーグルフォトにアクセスしてアップロードしたスマホのスクリーンショットをダウンロード出来るのでデータの移動が簡単に出来ます。
わざわざSDカードをPCに挿して…とか、ケーブルをスマホとPCに…とか面倒な事をしなくても大丈夫です。(詳細な手順は後ほど、具体的活用方法で説明します。)

 


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撮りためた写真・動画もPCからアップロード

撮りためた写真や動画をPCからグーグルフォトにアップロードする手順と基本的な使い方を動画にしたのでこちらをご覧ください。

いかがでしたか? 上の動画でのアピールポイントは大きく5つ。
①写真・動画関係なくドラック操作でファイルの簡単なアップロード
②一眼レフで撮った100枚の写真も1分と掛からず処理できるスピード
③アップロードした写真は自動で撮影日・時間順に並べ替え
④写真の簡易(自動)編集も可能。(初心者からOK・各種フィルターで大きく印象が変化編集前後比較・分からなくなったら元に戻せる機能が便利
⑤アシスタント機能でパラパラ漫画風動画を自動作成して提案してくれる
(同じ撮影対象物(被写体)で連続撮影した場合に有効)

管理機能だけでなく写真・動画を活用出来る仕組み(提案)が多く、私が使い始めた4~5年前より強力にアップデートされているので具体的活用で説明していきます。

 

アップロードする写真に対しての注意

グーグルフォトの利用規約に以下の文章が記載されているので順守しましょう。

守られてないと判断された場合は最悪グーグルアカウントの停止・凍結もありうそうなので注意して下さい。【Googleフォト利用規約より引用転載】

個人情報保護・児童の搾取露骨な性的コンテンツに関して

例えば水遊び中、子供の水着姿などはグレーゾーンなのでアップロードは止めておいた方が良いでしょう。
知らない間にアカウントが停止した事例もあるみたいです。(ちなみに私はこの記事を書くのに調べて初めて気が付きました…、知らないって怖いです…)
利用規約(プライバシーポリシー)に違反しないよう注意して下さい。

 

具体的活用方法

ここからはグーグルフォトを使った具体的活用例として、冒頭に書いたお悩み事例を解決する方法を説明していきます。

 

画像検索が便利

ただグーグルフォトにアップロードしているだけでAIを使った自動写真解析で強力な検索機能が使えます。

例えば、『ネコの写真はあったかな…?』『東京ディズニーランドで撮った写真、久しぶりに見たいな…』といった場合は、検索窓に入力するだけであなたの撮った写真から探し出す事が可能です。
実際の検索結果についてスライドショーにしたのでこちらをご覧ください。

いかがでしたか?面倒な設定をしなくてもこのような画像検索が使える様になるので便利ですよね。
今回試して驚いたのは『ネコ』と検索して『ジバニャン』のキャラクターケーキまでヒットした事です…

GPS機能が入ったカメラやスマホで写真を撮った場合はジオタグも活用した検索もするのでかなり正確です。
画面上部の赤枠で囲った情報でをクリックすると写真にジオタグが付いて撮影場所が右下に表示されているのが確認できますね。

情報ウィンドウ

 

顔認証が便利で強力

AIを使った顔認証機能が便利です。

例えば『年賀状に使う子供の写真どれにしよう…』『ペットの写真をまとめたアルバムを作りたい…』といった場合は顔認証検索が便利です。

わずか数ステップの手順で顔認証を利用した(撮影場所や被写体でも)アルバムを作成可能です。
アップロードした写真全ての顔を認識しているので似た顔があった場合は、同一人物か確認されるので、回答結果により初期状態よりも認識精度が向上します。

私はこの機能を利用して1年ごとに子供1人、1人別々に作成してから年賀状に使用する写真をセレクトするのに使っています。
また、作成したアルバムをLINE等のSNSで共有する事も可能です。

 

ダウンロード

例えば『スマホで撮ったスクリーンショット自分のブログに使いたいんだけど…』といった場合はダウンロード機能が便利です。

端末フォルダのバックアップ設定で説明したScreenshots(スクリーンショット)フォルダをあらかじめ設定しておくとPCでグーグルフォトを開くとスマホで撮った写真・動画やスクリーンショットも自動で同期して見る事ができます。
スクリーンショットも他の写真・動画と同様に撮影日・時間の順番に並んで表示されます。

①グーグルフォトスクリーンショットサムネイル画面②グーグルフォトその他オプション選択③グーグルフォトスマホ画面スクリーンショットダウンロードわずか3ステップでPCにダウンロードが完了、後はPCのダウンロードフォルダに保存されているスクリーンショットを貼り付ければOKです。

 

SNSに投稿・友人へメール送信

いい写真が撮れたら各種SNSや友人とシェアしたいですよね、グーグルフォトから写真・動画をSNSや友人へメール送信も可能です。

グーグルフォトからインスタグラムへ写真を投稿する手順を動画スライドショーにしました。

今回は説明でインスタグラムへの写真投稿を行いましたが他のSNSであるLINEやダイレクトにメール送信も可能です。

 

最後に、使用上の注意点

スマホ等の使用端末の保存容量が少なくなったからといってゴミ箱に入れないよう、注意して下さい。

ゴミ箱に写真を入れてしまうとグーグルフォト上で写真・動画を共有しているものが消えてしまいます。
(グーグルフォトでアップロードした写真・動画が消えてしまいます・・・)

ゴミ箱を選択してはいけないグーグルフォト(クラウドストレージサーバー)にアップロードした写真・動画はそのまま、撮影した端末のデータのみ消したい場合は上の赤枠で囲った空き容量を増やすをタップします。

空き容量を増やす(端末容量が少ない場合)

 

これでバックアップデータはそのまま、端末に保存されているデータのみ消すことが可能なのでファイルを消す時だけ注意して下さい。

 

いかがでしたか?
グーグルフォトを使った写真・動画管理から活用方法まで一気に説明しましたが理解できましたか?

記事を書いていて言うのもなんですが私自身グーグルフォトの機能を全て使いこなしている訳ではないのです( ^ω^)・・・
私がグーグルフォトを使い始めてから4~5年位経ちますが、Google社が色々アップデートを重ねてくれたおかげで顔認証の精度とか機能の向上が図られました。

一言で言うと『面倒な写真・動画の管理を手間なく行え、痒い所に手が届く孫の手アプリ』ですね。
私にとって手放せないアプリの一つです。

今後もグーグルフォトがどんなアップデートを重ねていくのか楽しみです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 


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1980年生まれ、妻と子供3人の父で真岡市在住。 趣味は写真撮影、動画編集、PCカスタマイズ等。 蓄電池やEV・PHVなどに興味・関心があります。発電した電気は売電から個人消費に変化していく過程を発信していきます。

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