2022年百里基地航空祭レポート&撮影方法のレクチャー
みなさんこんにちは、家庭発電所所長のjal_1980です。
世間ではコロナは第8波となってますが、特に規制が掛かっておらず3年ぶりに開催された2022年百里基地航空祭の模様と写真&動画撮影方法について述べたいと思います。
実は3年前の2019年百里航空祭も出かけていたのですが記事にしていませんでした。
コロナが急拡大で不要不急の行動制限や外出自粛ムードだったので記事にしようとする気が起きませんでした。
ブランク3年間に起こった航空祭の変化点や私なりの撮影方法をあなたにお届けします。
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2019年百里基地航空祭ダイジェスト動画
下の動画は今から3年前に開催された、2019年百里基地航空祭のダイジェスト動画になります。
F-4ファントムの退役間際でしたのでラストファントム航空祭とアナウンスされてされてました。
この日の撮影は空模様があわただしく変化、特に雲が多く少ししか晴れ間が出なかったので撮影が難しく感じました。
一眼カメラで静止画&動画素材両方撮影していたので、どちらか片方しか撮影出来ず素材が少ないので動画の時間が約2分30秒となってしまいました。
またブルーインパルス飛行展示の演目(課目)も予習していなかったので、上手く撮影出来なかった事を思い出しました。
2019年の航空祭は事前準備の大切さが身に染みて感じた年となりました。
航空祭に向けた事前準備
会場マップやタイムスケジュールの入手、WEBから航空祭スケジュールを調べておく。
下図上側は2019年の会場マップとタイムスケジュール、下側は今回2022年の会場マップとタイムスケジュールです。
トイレの場所と航空祭メインとなるブルーインパルス飛行展示時間を調べておき、当日の到着時間に余裕をもって臨めるようにします。
2019年と2022年を比較すると、今回はコロナ感染防止対策で売店エリアが縮小され食べ物の提供がありませんでした。
タイムスケジュールでも展示終了時間が早まっていますね。
この様な変化を事前に調べておくことで当日慌てずに済みますし、あらかじめパンやおにぎり等の携帯可能な食べ物を調達してから入場できます。
百里基地の場所
下に百里基地のグーグルマップを貼り付けておきます。
百里基地の正面入り口は雄飛園付近にあり、最寄りのコンビニは滑走路北側のセブンイレブン小美玉下吉影店です。
百里基地は茨城空港(西側)とは2本の滑走路を挟んで、反対側の東側にあるので注意しましょう。
百里基地への移動手段
上の地図を見ても解る通り百里基地付近には鉄道が通ってません。
最寄り駅はJR常磐線石岡駅になります、百里基地まで約18kmあります。
航空祭開催日は石岡駅から有料シャトルバスが運行されます。
通常であれば40分程度らしいのですが、航空祭当日は周辺道路が渋滞するので2倍以上掛かるそうです。
バスの種類も路線バスタイプと観光バスタイプが有りどちらに乗車できるかは運まかせ。
また大洗サンビーチにも駐車場が設定されており(パーク&バスライド)、有料シャトルバスが運行されています。
シャトルバスを運行する関東鉄道(株)様サイトへのリンクはこちら
関東近郊の航空祭として埼玉県の入間基地と比較するとアクセスが大変ですね。
茨城空港の駐車場は航空祭は当日の空港利用者でなけれれば駐車できないそうです。
また、茨城空港から飛行場外周を回って百里基地に行くのも現実的ではないと思います。
実際に私が用いた移動手段と初心者におすすめの移動手段は後述しますね。
持ち込み禁止物にご注意
折り畳みイス・三脚・踏み台・レジャーシート(強風が吹くと飛ばされる危険防止)
アルコール類・危険物・ドローン等が持ち込み禁止物に該当します。
WEBサイトで航空祭当日までに満ち込み禁止物が無いか確認しておきましょう。
会場入場時にセキュリティーチェックがあり上記のものを見つかると預けて入場し、帰りに保管してもらった物を返却手続きがあるのでムダな時間が掛かるし持ち運びも邪魔になります。
あると便利なもの
ウエットティッシュ・雨具(カッパ・ポンチョ)・リュックサック(両手が使えるバック)・飲み物・ガム・あめ
当日の天候確認をしておこう
星空撮影者にはお馴染み、GVP気象予報が正確。
星は少しでも雲があると撮影できないので雲の動きや雲量のチェックは欠かせませんからね。
検索にGPV気象予報と入力しサイトにアクセス、詳細(39時間)にチェックを付け開催される航空祭の場所を選択し雨量・雲量をタップすると現在の予報が表示される。
スライダーまたは予報時刻の左右矢印ボタンをタップする事で1時間ごとの雲の濃淡や雨量が予測が可能。
詳細版の予測範囲の間隔は39時間までですが、更新頻度は高くかなり正確なので航空祭に限らずイベント前は必ずチェックします。
前日予行日 or 本番あるいはどちらも行こうか判断しています。
スケジュールの都合が空いていればなんですけどね…
時間があれば前日の予行練習を見ておこう
前日予行日に時間があればYouTubeライブ等で会場の模様をあらかじめ鑑賞しておくと流れがつかめるので、いきなり本番に臨むより良いかもしれませんね。
ダイジェスト動画だと演目(課目)の順番が入れ替わったりカットされていたりするのライブの表示サムネイルを見ると良いですね。
大体予定飛行と本番は同じ演目を行う、ただし気象条件等によっては変わるので過信は禁物ですが…
撮影機材の準備
下画像が今回私が撮影で使用したレンズとカメラになります。
左側①EF-S 10-18mm IS STM(広角レンズ)航空祭での使用頻度:小
中央②EF-S 18-135mm IS STM(標準キットレンズ)航空祭での使用頻度:中
右側③EF-S 55-250mm IS STM(望遠キットレンズ)航空祭での使用頻度:高
真ん中の数字が大きい程、遠くのものを拡大ズームして大きく写せる望遠レンズになります。
ボディー&真ん中のレンズは2014年に新品購入してから早いもので約8年程経過しております。
カメラ本体は一度シャッターユニットの故障を経験、メーカーへ修理依頼&ついでにメンテナンスを経て未だ現役で使用しています。
久しぶりにシャッタを切った回数を確認したら20万6千回でした。
上記の故障は18万6千回位だったのでそろそろ怪しいかもしれません。
キヤノン製デジタル一眼レフカメラのシャッタ回数確認方法は下の記事をご覧ください。
家電製品でエアコン等の標準使用期間は約10年となってますがカメラはどうなんでしょうか?
調べてみたらEOS 70Dのメーカー修理受付期間は2023年11月末日となってました。
【画像出典:CANON HP】
永く使用するとしたら壊れる前にオーバーホールの依頼をするべきなのか?
迷いますね…
下の画像は撮影データの一部ですが、赤枠(広角レンズ)・オレンジ枠(標準レンズ)・緑枠(望遠レンズ)で撮影したデータになります。
他の2本(広角・望遠)のレンズはハードオフで中古品を購入。
デジタル一眼カメラCANON EOS 70D撮影データをメモリーカードに記録する前に一時的、貯めるバッファーメモリーが少なく連写すると約1秒で連続撮影が止まってしまいますが、愛着があるので壊れるまで使い倒すと思います。
航空祭という非日常なイベントなので撮影枚数は必然的に多くなる。
予備バッテリー&メディアが有れば安心なので、忘れずにフォーマット&充電をしておきましょう。
右側③EF-S 55-250mm IS STMのような望遠レンズでなくても会場内であれば、中央②EF-S 18-135mm IS STMのキットレンズでも撮れます。
左側①EF-S 10-18mm IS STM広角レンズは広大な描きもの、例えばスタークロス等を撮影するのに使用。
広角レンズは航空際での使用頻度は一番少ないので、荷物を少なくするためにスマホで代用してもいいですね。
いきなり望遠レンズを購入・実践投入するのはフレーミングが厳しいかもしれないので、標準レンズから始めた方が良いのではないでしょうか?
機体は小さく写ってしまいますが最近のカメラであれば高画素化されているので、被写体である航空機にピント(フォーカス)が合っていればトリミングして引き伸ばせます。
ズームレンズの焦点距離を延ばすテレコンは使える?
ボディーとレンズの間に装着して手軽に焦点距離を1.4倍や2.0倍に伸ばす事が出来るアクササリーレンズでテレコンバーターレンズ(テレコンバージョンレンズ)は飛行機撮影で使えるか?
下の望遠レンズに55-250mm望遠レンズに2.0倍のテレコンを付けて110-500mmとなり試したのですが、中々フォーカス追従せず航空祭では使えないという結論になりました。
テレコンバージョンレンズは戦闘機やジェット機の様な目の前を高速で移動する被写体は苦手のようです。
展示課目の一部をご紹介
今回の百里航空祭で撮影した写真や動画です。
天候次第になってしまいますが、雲が無い快晴だと高低差のあるダイナミックなアクロバット課目のループ系が見られます。
2019年の航空祭では雲が多かったのでループ系の課目は実施されず、ローパスやロール系の飛行展示でした…
ダイヤモンドダーティローパス
ロールオンテイクオフ
ファンブレイク
フォーポイントロール
チェンジオーバーターン
サンライズ
ワイドトゥーデルタループ
キューピット
デルタループ
スタークロス
ボントンロール
チェンジオーバーループ
フォーシップインバート
まだまだ紹介しきれないくらいありますが、2020年百里基地航空祭ブルーインパルス飛行展示のフルバージョンは最後にYouTube動画を貼り付けてあるのでどうぞご覧ください。
会場の音楽・ナレーション・ジェット機の音・白いスモークが青空に映え、私の中で最高の飛行展示を見る事が出来ました。
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航空祭当日
混雑が始まる前の早めに基地到着を目標としましょう。
可能であれば飛行展示が始まるタイミングには場所の確保を行いたいですね。
私が選択した百里基地までの移動手段は車で基地周辺の有料駐車場に停め、そこから徒歩移動で入場します。
百里基地周辺には臨時有料駐車場として土地に停めさせてもらえる所が点在しています。
駐車料金の相場は2000~5000円程と場所によって差があります。
基地周辺に近い程、価格が上昇する傾向ですね。
百里基地最寄りのコンビニはセブンイレブン小美玉下吉影店付近に行けば看板が出ているので解ります。
個人が空いている庭先や農地で行っており、駐車場自体の数は決して多くありません。
※注意※
路上駐車は絶対に止めましょう!!
周辺住民は非常に迷惑ですし、航空祭当日は警察が巡回取り締まりを行います。
渋滞にはまり時間通り基地に到着しない、到着しても駐車場が満車で駐車出来ない事も考えられます。
初めてであればリスクの大きい移動手段ではなく、確実なバスツアーをオススメします。
首都圏発バスツアープランを発売している札幌通運(株)様へのサイトリンクはこちら
栃木県発着のバスツアープランを発売しているとちのきツアー様へのサイトリンクはこちら
参考情報として私の移動記録を書いておきます。
朝5時に自宅を出発⇒6時過ぎに駐車場到着
車内で軽く朝食を取り、6時半に駐車場を出発、徒歩で最寄りのコンビニセブンイレブン小美玉下吉影店を目指します。
コンビニで食料・飲み物の購入とトイレに入るために必ず立ち寄ります。
航空祭では最寄りのコンビニという事で商品購入時にレジとトイレが行列となってしまうのは仕方がありません。
しかしここのトイレからは基地内に設置してあるトイレがないので、待ってでも必ず行っておいた方が良いと思います。
子供も一緒に行かせましょう。
子供連れの場合は特にトイレに注意!
トイレに行きたくなってからではなく、適宜時間を見てトイレに行きましょう。
トイレの場所が限られている・遠い・混雑して順番待ちで直ぐに出来ない事も…
百里航空際は12月なので身体が冷えるとトイレの間隔が短くなります。
仕事と一緒で、事前の段取りが成果の大部分を占めている思っています。
段取り八分なんて言葉がピッタリ当てはまると思いますね。
コンビニを出たら百里基地正面入口の雄飛園に向けて徒歩移動を行います。
大体8時位に百里基地の正面ゲートを通過、検温&手荷物検査(セキュリティーチェック)を経てエプロン(駐機場)へ進みます。
自宅出発から基地入場まで3時間掛かった事になります。
バスツアーであれば基地内にバス専用ゲートが有り、バスに乗ったまま入場できます。
徒歩移動は帰りが早朝からの疲労もあり辛くなります、帰りの事も考えた移動手段を選択して下さい。
奥にはブルーインパルスの機体T-4が並んで見えてます、最前列は人混みとなっています。
8時半の飛行展示、通過飛行には間に合いました。
早く着いたら鑑賞&撮影場所を見つけましょう。
撮影を考えた場合、太陽の向きが撮影の出来栄えに大きく影響します。
逆光と順光について
被写体である航空機より奥に太陽(光源)がある状態を逆光と言います。
下の画像をご覧ください。
機体がシルエットの様にドラマチックに撮れる反面。
カメラ任せではなかなか機体が黒く潰れたり、背景である空が白っぽくなって(白飛び)しまい上手く撮影するのは初心者には困難なので避けた方が無難です。
撮影者(カメラ)背中側に太陽がありカメラの向ける方向と、被写体である飛行機を照らす光の向きが同じだと順光と言います。
下の画像は上の逆光と同型機で同じカラーリングですが、逆光と順光では写りが違って見えますね。
順光であればある程度カメラ任せ(オート機能を使って)撮影してもきれいに写せるので、航空機ができるだけ順光になる場所を探して場所取りをした方が良いです。
具体的に説明しますので下の百里基地模式図をご覧ください、百里飛行場は南北に伸びる2本の平行滑走路があります。
百里基地は東側でしたね。
太陽の方向は午前中は南東方向、時間が進むとお昼は南へ→午後は西側へと移動します。
タイムスケジュールを見るとメインであるブルーインパルス飛行展示の開始時間は11時位となっており、太陽は南東方法にあると予想できます。
また、北側の入場口や滑走路側は人が集まるので密集します。
南側は滑走路上を飛び展示飛行する飛行機が順光となり、滑走路から離れ建物寄りは人が通り歩き出来る位の距離があります。
したがって太陽の向きから順光となり、人が密集しない上の模式図で示した南東エリアで見るのをオススメします。
あとは当日の混雑状況を見て南東エリア内で場所を確定させて下さい。
百里基地以外の航空祭でもグーグルマップ等から会場とタイムスケジュールから太陽の向きを考えて場所取りを行うと良いですよ。
基地に入らないで見るのはどうか?
初めてであれば会場内で見る事をオススメします。
ブルーインパルス飛行展示中会場内で次の演目(課目)の内容やどちらから飛来するか、ブルーインパルス隊員による会場アナウンスがあるので余裕を持って準備が可能になります。
飛行場は開けており最前列は人混みですが、ちょっと後ろに下がれば人もまばらになり立って移動したり、子供でも見える位の視界が確保できます。
最後のまとめにYouTube動画があります。
見て頂ければ撮影中の周りがどれ位余裕があるか、解りいただけると思います。
撮影場所は上の模式図でオススメした百里基地建物寄りの南東エリア内、星印の場所になります。
会場外だとブルーインパルスがどっちから来るのか?
建物や木で視界が狭く遮られてしまい見れなかった、発見が遅れて見落としてしまう恐れが大きいです。
ブルーインパルスの飛行速度は約800km/h~と速く、目の前を飛び去るのはほんの一瞬です。
撮影に慣れている玄人はイヤホンで航空無線を聞きながらなので、どんな課目をどちらから進入するか対応できますが、初めての方は慣れてないから難しいと思います。
視界が開けている事で遠くから向かって来る機体を見て、焦らず撮影タイミングが掴める。
場内アナウンスで(左・右・正面・後方)どちらから進入するか?
どんな課目を行い機体がどのように進むかを聞くことでフォローが期待できます。
撮影設定について
撮影場所取りが終わったら撮影練習しながら撮影設定を決める。
下のF-15J機動飛行連続撮影はシャッタースピード優先1/1600秒で手振れや機体のブレなく撮影が出来たので、このまま天候が悪化しなければこのシャッタースピードでブルーインパルスも撮影しようと決めました。
天気が良いならシャッタースピードを限界まで上げれば良いと思ってしまいますが、画質が低下するので避けたいのです。
シャッタースピードが写真に与える影響については、以下の記事をご覧ください。
回転翼機の撮影はちょっと厄介。
ジェット機等の固定翼機同様にシャッター速度が早いとメンローターの回転部分が止まってしまい、動きの感じられない写真となってしまいます。
下の写真は同じ機体の救難ヘリコプターで同じような構図ですが、シャッタースピードの設定で違いが表れています。
機体の動きを感じられるのは右側の写真ではないでしょうか?
ただしシャッタースピードを遅くすると、手振れや被写体ブレが発生してきれいに撮れる確率が低下してしまいます。
なので厄介な分きれいに撮れると嬉しいですけどね。
メディアの記録容量が確保出来、RAW現像の知識があるなら記録設定をRAW+JPEGにしておくと良いです。
RAWデータとは?
イメージセンサーから直接生成される生データ。
ファイル形式はカメラメーカ各社それぞれで、JPEGとは違い互換性がなく取り扱いが面倒。
RAWデータの特徴について。
JPEGと比較して保存容量が数倍~10倍程大きく、記録メディアやデジカメのバッファメモリーの容量が大きくないと容量オーバーで撮影が出来なくなる恐れがある。
RAWデータ保存設定にしていないと、JPEG画像を保存したら生データは消去されてしまう。
ある程度の(限度はあります)白飛びや黒潰れが補正可能なので撮影失敗をリカバー可能。
別途(デジカメメーカ製なら無料かも?)画像処理ソフトが必要なので持ってないなら、無理にRAWデータの記録はしなくてもOKです。(下画像の様にーにするとRAWデータは記録されません。)
これを映像エンジンと呼ばれる画像処理チップで処理して汎用性の高いJPEG画像データをメモリーカードに保存している。
その他の設定については下の画像を参照して下さい。
①撮影モードダイヤルをシャッタースピード優先モードにセット・②AIサーボAFモード・③ゾーンAFを中央ゾーン・④ISO感度はオート・⑤ドライブモード高速連射・⑥オートホワイトバランスに設定。
デジタル一眼レフ機の場合AFフレームは中心が一番高精度、中心で捉えられない場合中心付近のゾーンAFでもOK。
構図は後からトリミングで切り出しでもOK。
最近のカメラは高画素化しているので、トリミングを積極的に使ってもOKですよ。
むしろ私も積極的にトリミングを多用しています。
上の画像は元データフォーカスレイアウトに対して合致したポイントが赤色表示と白枠がトリミングした範囲になります。
右上はトリミングだけでなく回転補正も行ってます。
ただし、ピントが合ってないと粗が目立つから精度の高い中心付近のフォーカスポイントを使いピントの合った写真の撮れる確率を上げています。
カメラの扱いに慣れているのならAFフレームを任意のポジションに合わせてもOK
慣れてきたら静止画だけでなく、動画も記録しておくと良いかも。
今更ながら退役したF-4ファントムの腹に響くエンジン音を動画で撮っておけばと後悔…
航空機の迫力を動画で撮りたい
静止画だけでなく動きの速さや音の迫力は静止画(写真)だけでは伝わりにくいですよね。
私の様な欲張りな方向けにカメラのフラッシュ等を取り付けるアケササリーシューにスマホを固定できるアダプターが市販されています。
実際に私が使っているアクセサリーシュースマホアタッチメントアマゾンリンクを貼り付けておきます。
ついでに動画撮影の注意点。
スマホ動画の撮影範囲(中心位置)がファインダーと同じになる様、スマホアタッチメントアダプターの調整を行いましょう。
角度調整のやり方はスマホのカメラを起動し、一眼カメラもライブビューモードにして背面液晶に写った中心とスマホ画面の中心が同じになるように角度調整を行う事で中心合わせを行います。
メインはファインダーを覗いた静止画なのでスマホ画面を見る余裕はほぼありません。
あらかじめファインダーの中心位置とスマホの画面中心が同じであれば、画角内に被写体である航空機は入っているので手振れに注意しながら録画を行います。
一眼レフ機を使用して動画を撮るとシャッター音や振動がスマホに伝わり動画素材の品質が低下します。
カメラの機種によりますが、静音連写モードがあれば連写速度は低下してしまいますが動画素材の品質は向上するので選択しましょう。
時代はミラーレスなのでレフ機でなければ、シャッター音や振動は気にならないと思います…
今回私は2022年百里基地航空際の模様を一眼レフ機でスチル撮影・アダプターを使用してスマホで動画撮影を行った素材で編集したYouTube動画を公開しています。
どうぞご覧になり航空際の様子を感じていただければと思います。
まとめ
今年の航空際は全国的にコロナ感染対策で基地内での飲食物の提供は無かった模様です。
2019年はあったのでブルーインパルス飛行展示後にお昼ご飯を食べたのですが、今回はそのまま基地を後にしました。
それでは今回撮影した2022年百里基地航空祭の模様をご覧ください。
最初の動画と比べて3年分の撮影&編集は上達していましたか?
天候による影響も大きいですが、場所取りや練習を行い撮影設定を決める。
会場内のアナウンス&音楽飛行機のエンジン音もスマホによって動画で撮っておく事で後で編集素材に困らなくなります。
一眼カメラに装着したレンズのズーム操作を行うと動画ブレが発生してしまうのが、今回撮影の反省点となります。
上のYouTube動画を妹に見せたら、来年は一緒に行きたいとの事なのでどこかの基地で楽しみましょう。
次回は今回の反省点をどうにか対処しつつ撮影に臨めればと考えております。
今回の記事はこれでおしまいになります、最後までご覧いただきありがとうございました。
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