ZRR70ヴォクシー(VOXY)エンジン警告灯が点灯!バルブリフトコントローラー故障修理を実施
みなさんこんにちは、家庭発電所所長のjal_1980です。
今回は我が家の愛車70系ヴォクシー(現行型より一つ古い型)のエンジン始動時にエンジン警告灯が点灯しました。
ディーラーで点検ではセンサーの異常と診断、リセットすると異常信号が再現せず、そこから徐々に走行中に加速が鈍くなる不具合が発生し・・・
調べていく過程でハリアー・ウィッシュ・ノア等の3ZRエンジンに多い現象らしいです。
そこで不具合現象の発覚から修理までの模様をあなたにお伝えしていきます。
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エンジン警告灯が点灯
自宅でZRR70ヴォクシー(VOXY)のエンジンを掛けたら、エンジン始動後に普段は消えるエンジン警告灯(黄色のエンジンマーク)が消えずに点灯したままです。
エンジンを切って再始動しても消灯しないのでディーラーの故障相談窓口に電話しました。
アイドリングに異常は無くとも何らかの異常を検知している表示なので車は出来るだけ動かさない方が良いとの事。
ディーラーの点検予約を行い、ディーラーでの点検まで走行しないようにしました。
点検当日も相変わらずエンジン警告灯は点灯したまま・・・
アイドリングは正常ぽいので注意しながらディーラーまで運転します。
動画の様子と同じく、ディーラーまでの運転中で異音や異常振動等の違和感は特に感じませんでした。
ディーラでの点検結果は・・・
エンジン警告灯が付いたのはエンジン内部にある(バルブリフト量の)状態を監視するセンサー&駆動・動作するモーターに異常な信号が出たからとの事。
正式な部品名称は『コンティニュアスバリアブルバルブリフトコントローラーASSY』という部品ですが、入力が面倒なの以後バルブリフトコントローラーと呼びます。
バルブリフトコントローラーの異常を検知したログを消したらエンジン警告灯は消えたそうです。
つまり現状では異常信号が現状出ていないとの事です。
その後ディーラー整備士が何度かエンジン再始動を行っても異常信号の再現が出来ませんでした・・・
現状の状態で異常は見られないので
偶発的に発生したのか?
壊れる前兆なのか?
正確な判断は出来ないが異常を検知した部品が壊れている事を想定して修理見積を出してくれました。
概算修理見積書を見てビックリ、まさかの11万超え・・・
バルブリフトコントローラーと言う部品代が高額で(約7.5万円)大きいですね。
バッテリ交換は能力が低下するとまれにセンサー異常を起こすらしく、センサー異常検知予防の為に入っているとの事でした。
仮にバッテリーは交換しないでバルブリフトコントローラーを交換したとして部品代&工賃込みで約9.5万円ですね・・・
この金額を見てセンサーの誤作動であって欲しいと思いました( ^ω^)・・・
バッテリーならカー用品量販店であればもう少し安く交換出来るので。
しばらく様子見といったところです。
ディーラーからの帰りに立ち寄り先でエンジンを切ったり・掛けたり行いましたが点検時と同様に警告灯が点灯することはありませんでした。
普段ヴォクシーは妻が運転しているのですが、しばらく私が乗って不具合現象の再現&確認をする事になりました。
再びエンジン警告灯が点灯&今度は不具合現象も発生
翌日、会社へ通勤しようとしてエンジン始動したら例のエンジン警告灯がまた点灯しました。
アイドリングも異常ないので不具合現象が出るのか試しにそのまま運転してみる事にしました・・・
前回ディーラーで確認した状態と同じくセンサーの異常信号だけなのか?
部品が壊れているのか?早く切り分けしたいので・・・
街中でゆっくり加速するのは特に異常は見られませんでした、これならバッテリーの交換で治るかもと思ってましたが甘かった・・・
側道から幹線道路(制限速度80km/h)へ合流時、アクセルを踏んで加速する時に不具合が発生しました。
アクセルを踏んでも明らかに加速が鈍いのです・・・
例えるなら私が普段通勤で使用している軽自動車より車速が伸びないのです。
この時点で残念ながらバルブリフトコントローラーの故障がほぼ断定しました。
加速が鈍い現象を動画で撮影したのでご覧ください。
早速ディーラーに不具合現象を報告して部品の発注&修理の手配をお願いしました。
3ZRエンジンでは割と多い不具合みたいです・・・
国土交通省に(所有者)ユーザーが届け出たリコール・不具合情報検索サイトを使って確認してみます。
原動機型式欄に車検証に記載している型式(エンジンの種類)を入力し、エンジンにチェックを入れて検索してみました。
検索結果は44件ヒットしました。
赤枠で囲った不具合内容とかなり似ていますね。
車種はトヨタ ノア(ZRR70G) 初年度登録2011年2月 走行距離95000km
バルブリフトコントローラ―の不良により、踏切を走行中に突然エンジンチェックランプが点灯するとともに、エンジン出力が低下した。
私の車は初年度登録2010年10月 走行距離約80000kmです。
不具合内容はユーザーからの申告内容なので現象の正確性について確認を行っていないので、ネットの掲示板みたいなものと考えてください。
また、不具合の発生原因は設計・製造に起因せず、ユーザーの整備不良や間違った使用方法も含まれているそうです。
3ZRエンジンは2000ccクラスではメジャーなエンジンでハリアー・ノア(現行ガソリンエンジン車・旧モデル)・ヴォクシー(現行ガソリンエンジン車・旧モデル)・エスクァイア(現行ガソリンエンジン車)も採用例のあるエンジンなんですね。
初年度登録2014年、走行距離29000kmのエスクァイアでも不具合が発生しているので走行距離よりは経年劣化が激しいのでしょうか?
それとも部品の個体差が大きいのか?気になりますね~
このほかにもネットで『バルブリフトコントローラー故障』と検索すると出てくるので割と多いトラブル事例みたいです・・・
修理費用は9万3千円
納品請求書(修理明細書)はこちらになります。
概算見積もりにあったバッテリー交換は今回実施しませんでした。
交換後約一カ月経過しましたが異常な現象は発生せずに完全に直りました。
まとめ(故障予防法など)
バルブリフトコントローラー故障は年式が古くなると出やすいトラブルで、症状はアイドリングが不安定になったり、エンジンストップが多発や加速が鈍くなるといった不具合が発生します。
エンジン警告灯に限らず異常を示すランプが点灯したら速やかに点検・修理を行いましょう。
そのまま走行を続けて事故を起こしたり、無理をして故障個所が拡大してしまったりする恐れがあるので・・・
バルブコントローラー修理は思いのほか部品代が高く、約10万円近く掛かるのでなるべく故障せずに長く乗り続けたいですよね。
ディーラーの整備士から聞いたのですが初期の3ZRエンジンのバルブリフトコントローラーより、新しく発注した部品では壊れにくくなる対策がされているとの事。
具体的にはエンジン内部の汚れが付着して動作不良を発生させないようにフィルターが追加になって部品形状が変化しているそうです。
またエンジンオイル交換を定期的に行う事でバルブリフトコントローラー汚れが蓄積せず、不具合の防止が出来るのできちんと行った方が良いとの事でした。
確かにオイル交換を疎かにして高額な修理代金を払うのは誰だっていやですからね・・・
そういえばコロナウイルスによる特別定額給付金がそのまま修理代金にスライドしていったような感じになってしまいました( ^ω^)・・・
あなたの愛車が私と同じ不具合の発生しないことを願っております。
それでは今回の記事は以上になります、最後までお読みいただきありがとうございました。
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