エネルギー自給自足への挑戦

シーゲイト社製HDD新旧比較検証について

2018/10/28
 
ベンチマーク(ST4000DM004-2CV104)
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1980年生まれ、妻と子供3人の父で真岡市在住。 趣味は写真撮影、動画編集、PCカスタマイズ等。 蓄電池やEV・PHVなどに興味・関心があります。発電した電気は売電から個人消費に変化していく過程を発信していきます。

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こんにちは、家庭発電所所長のjal_1980です。

今回はシーゲイト(SEAGATE)社製のHDD新旧製品比較検証について書きます。

また、おまけでハードディスクドライブ(以下HDD)と使い古したソリッドステートドライブ(以下SSD)の違いも合わせて比較したいと思います。

 

HDDとSSDの違いは?

HDDは磁性体を塗布した磁気ディスクを高速回転してデータを読み書きする磁気ヘッドが高速回転しているディスクを外周から内周に移動してデータを収納する磁気記憶装置です。

SDDは半導体メモリー素子を用いた記憶装置、小型・軽量で物理稼働部分がない。

 

HDDとSSDの特徴

HDDの特徴

大容量で低価格(容量当たりの単価が安い)
物理動作があるのでデータの高速読み・書きが苦手
物理動作があるので音と振動が発生。
読み書きを繰り返しても速度は低下しない

SSDの特徴

少容量で高価格(容量当たりの単価が高い)
物理動作がなくデータの高速読み・書きが得意
物理動作がないので音と振動が発生しない。
読み書きを繰り返すと速度は徐々に低下する

 

今回比較する製品

今回比較する製品を紹介します。

1.旧型HDD:ST3000DM008(記憶容量3TB)

ST3000DM008外観写真
ST3000DM008(記憶容量3TB)のスペック表です。(画像出典:価格.COM)ST3000DM008スペック表

一般的に回転数が速いと読み書き速度が速いと言われています。

 

2.新型HDD:ST4000DM004(記憶容量4TB)


ST4000DM004外観写真

ST4000DM004(記憶容量4TB)のスペック表です。(画像出典:価格.COM)
ST4000DM004スペック表回転数は空欄ですが後に5425rpmと判明ます、回転数が低いと読み書き速度が遅いと言われていますが、こちらはキャッシュメモリーが256MBと旧型(64MB)と比べて4倍なので速度にどう影響するのか?

 

3.SSD:ASX900S3-128GM(記憶容量128GB)

ADATA SX900 パッケージ写真

ASX900S3-128GM(記憶容量128GB)のスペック表です。(画像出典:価格.COM)
ADATA SX900スペック表

 

比較する製品のコンディション

今回比較する製品のコンディションはフリーソフトであるCrystalDiskInfoを使用しました。

1.旧型HDD:ST3000DM008(記憶容量3TB)

ST3000DM008コンデション電源投入回数12回、使用時間66時間と使用開始直後です。

 

2.新型HDD:ST4000DM004(記憶容量4TB)

ST4000DM004コンデション電源投入回数23回、使用時間53時間と使用開始直後です。

 

3.SSD:ASX900S3-128GM(記憶容量128GB)

ADATA SX900コンデション電源投入回数1888回、使用時間2859時間と長時間使用しているSSDです。
新品HDDと比較してどれだけ速度低下が見られるか私も結果が興味津々。

 

読み書き速度測定結果

今回、読み書き速度比較判定ツールとしてフリーソフトであるCrystalDiskMark 6を使用しました。
(数値が大きいほど読み書き速度が速い事を表しています。)

1.旧型HDD:ST3000DM008(記憶容量3TB)

ベンチマーク(ST3000DM008-2DM166)

2.新型HDD:ST4000DM004(記憶容量4TB)

ベンチマーク(ST4000DM004-2CV104)

3.SSD:ASX900S3-128GM(記憶容量128GB)

ベンチマーク(SSD)

まずHDD新旧比較では容量の大きい新型の方が数値が小さいので読み込み速度(Read)、書き込み速度(Write)とも遅いです。
もし、この2つで選ぶなら速度を取るか(旧型)、容量を取るか(新型)の選択になります。

参考までに価格.COMの比較表を転載します。(画像出典:価格.COM)
新旧HDD価格比較表

新品HDDと使い古したSSDの速度比較ではSSDの書き込み速度(Write)が低下しているみたいです。
旧型HDD:ST3000DM008(記憶容量3TB)の書き込み速度181.2MB/sに対してSSDは145.4MB/sと逆転している。
スペック表では書き込み520MB/s表記が実測145.4MB/sと大幅に低下。

読み込み速度変化は書き込み速度低下に比べて少ないです。
スペック表では読み込み550MB/s表記が実測488.4MB/s緩やかな低下です。

SSDの使い方としてシステムドライブ(OSやソフトの保存場所)としてほぼ読み取りしか使っていないので体感速度上の変化は感じないのですが結構大きな変化をしているのですね・・・。

 

最後に

今回読み書き速度測定に使用したCrystalDiskMark 6はフリーソフトで、
HDDやSSDだけでなくSDカードなどのメモリーカードの読み書き速度を調べる事も出来ます。

最近書き込み速度が遅いな~、と思ったメモリーカードを調べてみると不具合が発見できるかもしれないですね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 


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1980年生まれ、妻と子供3人の父で真岡市在住。 趣味は写真撮影、動画編集、PCカスタマイズ等。 蓄電池やEV・PHVなどに興味・関心があります。発電した電気は売電から個人消費に変化していく過程を発信していきます。

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