みなさんこんにちは、家庭発電所所長のjal_1980です。
あなたはカメラをお持ちですか?
私はデジタル一眼レフを使用していますが、この度故障してしまいました…😢
そこで今回は故障した経緯と修理依頼~修理完了後、無事手元に届くまでをお届けします。
デジタル一眼レフを長い期間使っている人が参考になれば良いと思い記事します。
故障したカメラはキヤノン EOS 70Dというデジタル一眼レフです。
購入日は2014年12月13日ですので約4年半の使用でした。
使用機材についての詳細記事はこちらです。
今まで何も不具合なく使用していましたが撮影中に突然エラーメッセージが表示されました。
エラーメッセージ通りの対処方法通りに電源を切っても表示画面が消えないので、電池を出して入れ直すと正常に復帰しました。
気を取り直して撮影続行しようとシャッターボタンを押すと再びエラー表示が…
あちゃ~😵、これは故障確定だ…😢
取扱説明書を見てみるが故障原因について記載なし、対処方法を行っても再発する場合はエラーコードを控えて修理受付に相談となっています。
黒い異物が縦に見える部分と露出オーバー(明るい)部分が横になっている…
ライブビュー撮影に切り替えてみても同じ現象が…
(黒い異物は見えるが横線の異常に明るい部分は見えない。)
レンズを外してミラーアップ(一眼レフはレンズを外すとミラーが見え撮像素子が見えないので跳ね上げ動作)してみると一目瞭然・・・
黒い部分は脱落した部品が映り込みが判明、横の明るい写真は謎のまま…。
ウェブでエラーコードを検索すると、どうもシャッターユニット関係のトラブルらしいです。
シャッターユニットに関係する部品が破損した事が原因みたいですね。
じつはデジタル一眼レフのシャッターユニットは消耗品なんです。
保証回数として明記されてはいないのですが設計耐久回数はあります。
エントリーモデルよりハイエンドモデルの方が高耐久(壊れにくく)になっています。
プロが使うカメラは壊れにくく出来ている、オリンピックで使うカメラが撮影途中で壊れてしまったら大変なのは素人でも分かります。
ウェブで調べた情報によると、大体の目安は以下の通りです。
エントリーモデル・・・・約5~10万回
ミドルレンジ・・・・・・約10~20万回
ハイエンドモデル・・・・約20~50万回
といった所らしいです。
そこで私は壊れた一眼レフキヤノンEOS 70Dのシャッター回数を調べてみました。
赤枠で囲った部分がシャッター回数で約18万5千回とミドルレンジモデルの範囲に入っています。
4年半で18万5千回だとざっくり1年で約4万1千回シャッターを切っているというのは明らかに使用頻度が高いですね。
シャッター耐久回数からすると私の使用頻度だとエントリーモデルだと1年半~2年で耐久回数を超えてしまいます・・・。
ただシャッターユニットの耐久回数は目安なのでそれぞれの使用状況によって変化しますし、個体差もあるので過度に気にする必要はないと私は思います。
私は壊れてからシャッター回数を調べたので…。
中古品を買った場合は調べて予想より多い場合は壊れる前にオーバーホールを依頼(後述します)するといった予防は出来ますね。
ただ壊れる予兆は感じていました、連写時のシャッター音が大きくなっていたので。
野鳥撮影で同じカメラを使っている方に比べて明らかにメカノイズが増している…
何と表現したらいいのか、軽やかな音から引きずるような濁った音になっていました。
『オーバーホールをそろそろ考えなくてはいけないな、いつならいいかな~。』
と思っていた所です。
しかし予備のカメラが無いので先延ばしにしている矢先の出来事でした。
キヤノン製カメラをお使いの方でシャッター回数を調べる方法はこちらの記事をどうぞご覧ください。
宅配業者が修理品を引き取りに来てくれる簡単・便利ならくらく修理便を使いました。
https://cweb.canon.jp/e-support/repair/special/rakuraku.html【キヤノンらくらく修理便サイトへのリンク】
引き取り修理サービス代金は2700円が修理の有無にかかわらず発生するので注意して下さい。
キヤノンフォトサークルに入会すると修理代金が10%割引になります。
年会費5400円(税込)で色々特典があるみたいです。
プロの講師から学べるセミナーや仲間を作るのにいいかもしれませんね。
https://cweb.canon.jp/cpc/【キヤノンフォトサークルへのリンク】
修理依頼時に入会も可能でしたが私は入会しませんでした。
申し込み時にメールアドレスを2か所入力箇所があるのでPCとスマホにしておくと、どちらにも状況が配信されるから素早く回答が可能なので便利です。
不具合現象を入力すると概算修理金額が2万4千円~3万円との事なのでこの金額以下なら連絡不要で修理を開始してほしいとプルダウンメニューで選択しました。
GWまでにはカメラが戻ってきてほしいので、少しでも修理期間を短くするために選択しました。
修理引き取り希望日を最短で翌日が選択できました。
翌日指定した時間に梱包キットを持ったヤマト運輸のドライバーが訪問してカメラとレンズを渡すと梱包して引き取ってくれます。
発送伝票を見るとお届け先はキヤノン大分修理センターとなっていました。
何事もなく(修理金額超過せず)戻って来ますように……。
目安修理料金に対して金額超過のメールが届きました。
メールを確認すると別の故障個所があるというより、使用頻度が高く部品が摩耗しているからオーバーホール代金も追加で発生するとの事。
当初の修理目安代金3万円から約1万円追加の4万円との事で安心しました。
ウェブで色々調べると脱落した部品が撮像素子を傷を付けて高額修理となってしまった事例を見て不安だったのです。
もしかすると中古機でEOS 70Dを購入してシャッター回数を調べてオーバーホールした方が安く済むのでは…、なんて考えていました。
すぐに修理進行をタップして修理に着手してもらいました。
もちろん想定外の高額修理となった場合はキャンセルして修理をしないで返却も可能です。
その際は引き取り修理サービス代金のみの支払いで2700円でになります。
スマホ・PCからいつでも修理の進行状況が確認出来ます。
修理代金は代金引換のみ(カード払い不可)なので注意して下さい。
修理が完了したカメラは上の写真の様に梱包されて戻って来ました。
最終請求金額は37573円でした。
交換部品が少なくなったみたいです。
メンテナンス後保証として6か月間が付くみたいです。
撮像素子もクリーニングされてきれいになりました。
今まで一度も撮像素子(イメージセンサー)のクリーニングを行っていないのでゴミの映り込みが気になっていました。
修理以外でも以下の点検項目を実施して、診断・不具合を処置してくれます。
シャッター(レリーズ)回数は事前に調べた通り18万6千回以下との記載。
モードダイヤルの摩耗による部品交換とファームウェアアップデートをしてくれたみたいです。
ファインダー部の清掃とグリップラバー部の張替えを行ったみたいです。
ファインダー内部にゴミが入り込んでいたのでスッキリしました。
修理依頼日から約2週間で完了は長く感じました。
私の様に1週間以内に何度も使う使用頻度の多いユーザー向けに代替機貸出サービスなどあったら良いかも……。
修理代金に追加金額で可能なら使う人もいるかと思います、一般ユーザでも使用機会の増えるGWや夏休みなどの長期連休期間に修理を依頼しているユーザー等も利用者が見込めるのでは?
修理の進行が分かるのは良いと思いました。
修理見積が確定した段階で完了予定日も確認出来、実際に完了予定日より3日早く手元に戻り助かりました。
愛着のあるカメラなのでこれから大切にガンガン使い倒して行こうと思います。
今回は以上です、最後までお読みいただきありがとうございました。