みなさんこんにちは家庭発電所所長のjal_1980です。
今回は2021年12月18日に発生したエコキュートの故障&復旧についての報告記事になります。
我が家のエコキュートはナショナル(現パナソニック)社の製品で型番はHE-K37AQというモデルになります。
製造年は2008年なので設置してから約13年経過しての故障になります。
今までに故障は過去1度(ちょうど3年前)発生し、前回も年末に発生したのでデジャブみたいに感じます。
前回発生した故障についての報告記事はこちらになります。
前回リモコンに表示されたエラーコードはF27で(エアコンの室外機の様な外観形状の)ヒートポンプ側の構成部品である圧力センサーで、修理担当者の話では冬場に多いトラブルとの事でした。
エコキュートのトラブルは冬場に多いのでしょうかね?
2021年12月18日(土曜日)の朝、台所にあるエコキュートリモコン表示部にエラーコードH54表示されていました。
前日は表示されていなかったので夜中に発生したのか?
エラーが出てもお湯は作れたのか残湯表示は満タン表示になっています。
エコキュートの取り扱い説明書を開いて、該当するエラーコードの対処方法を確認します。
しかしH54の異常表示の内容と対処方法に記載は有りませんでした。
本体電源スイッチの蓋を開け、再投入(リセット)を行いエラーが消えるか確認。
しかし、リセット直後は正常表示になりますが、時間が少し経つと残念ながらエラーコードH54は再発してしまいます。
もう一度主電源を切って電源再投入してもエラーが再発します。
エラー履歴を確認しても同じエラーコードの表示が再発した事から偶発的なエラーではなく、どこかで不具合が発生している事がわかりました。
エラーコード表示しているH54からどんな故障が発生したのか?
調べてみる事にしました。
製造メーカーであるパナソニック社エコキュート修理診断ナビ【外部リンク】で判断してみる。
修理診断ナビ画面でエコキュート本体や取り扱い説明書に記載の品番を入力。
不具合症状またはリモコンに表示されるエラーコードを選択して診断結果ボタンを押します。
すると三方弁故障の可能性が高いと表示されました。
修理代金の目安として2万3千円~2万8千円と表示、このページから修理の申し込みが可能のようです。
修理相談窓口は電話とインターネット受付どちらも可能、サイトへのリンクはこちらです。
急ぎの場合は電話にてご連絡となっていますね。
今回は外出する用事があり、急いで対応してほしいのでサイトに記載の通り電話で申し込みしました。
エラーコードをオペレーターに伝えると、考えられる故障個所は先ほどの修理診断ナビと同じで三方弁らしく、概算見積もりは2万0570円。
但し故障個所によっては(制御基板だと)交換用部品が無いので修理不可能の場合有り。
直らなくても出張料の3500円は掛かる。
支払方法は現金またはカード払いが可能。
修理日時については折り返し修理担当部門から連絡が入る。
修理日時は翌日の2021年12月19日(日曜日)17時に修理担当者が訪問と連絡がありました。
エラーコードから故障個所は判りましたが、自分で修理は行わないのか?
エコキュートは生活に必需品であり重要な家電です。
下手に素人が修理を行い、故障個所が増えてしまう事も…。
修理が終わらないと風呂に入ることができない事態に発展する恐れがあります。
もし、配管から水漏れを起こして基盤を濡らした場合。
パナソニック修理受付センターのオペレータが教えてくれたように制御基板の交換部品が無いので買い替えとなってしまう。
年末年始を挟むので、最悪新エコキュートの設置が来年になってしまう可能性を考えると素人修理はあまりにもリスクが大きい。
このような家電は素直にプロにお任せします。
修理当日、先方の修理作業にトラブルが発生し、訪問時間が1時間ほど遅れると連絡がありました。
18時位に修理担当者が訪問して故障個所を確認。
エラーコードと本体を開けて内部を確認したところ、三方弁の故障のみで追加の交換は必要なく、交換補修部品が欠品している基盤は問題なしとの事で一安心しました。
30分と掛からず部品交換を行い、エラー発生表示は消え正常に戻りました。
交換部品は三方弁1個で部品代5500円+技術料9700円+出張料3500円で修理代金は18700円
消費税が掛かり合計20570円となりました。(修理依頼受付でオペレーターさんに言われた金額ピッタリになりました。)
訪問時間が夜なのとトラブルで遅延している作業の邪魔になってはいけないので、作業風景の写真はありません。
機械内部が見にくい夜間でも、ヘッドライトの光源で手際よく交換を行っていました。
昨年末はコロナが落ち着いて推移していましたが、年が明けてオミクロン株が猛威を振るっていますね。
彼らの様なエッセンシャルワーカーが居ないといざという時、普段通りの生活が出来なくなってしまいます。
翌日の朝、エコキュート貯湯ユニット本体のフタを開けて交換箇所を確認してみました。
赤枠で囲った中の青枠が今回故障した三方弁です。
配管を外す際、配管内に残った水が出てくる中の作業していたので、もし自分が修理している時に斜め下の基盤に掛かったらアウトですよね。
エコキュートを直すはずが、反対に修理不能なレベルにまで破壊してしまいます。
現在エコキュートに限らず給湯器の交換部品や製品の供給が不足しており、お風呂難民が発生しているとの事です。
『コロナ影響がお湯にまで!この冬、絶対に給湯器を故障させてはいけない理由と対策』記事へのリンクはこちらです。
この記事を読んで改めて修理が可能で良かったと思いました。
ブログの記事を作成するために、交換部品の写真を撮影とついでに自主点検を行ってみました。
エコキュート本体の蓋を開けて修理箇所の撮影を行っている時に気付いたのですが、制御基板のコイル部分から『キィーン』という高周波音がします。
これが巷に聞くコイル鳴きという現象なのでしょうか?
以前よりしていたのか?
これは正常なのか?
フタを閉めると音が軽減されるレベルなので、様子を見ようと思います。
今回の不具合現象発見から修理完了、自主点検までを動画でまとめてみました、どうぞご覧ください。
エコキュートを設置してから一度も掃除した事の無い配管部分はかなり汚れていました。
大掃除がてら掃除を行いきれいになりましたが貯湯タンク内の汚れが気になります。
夏場に貯湯タンクやヒートポンプユニット・配管経路の水抜きを行ってみようかと考えています。
今回もエコキュートは無事修理が行え正常復帰しました。
故障の度に思うのですが、交換部品や補修用部品は20年分位アフターメンテが出来る位製造&ストックしてほしいと思います。
エコキュートは他の給湯器と比較して本体代が高価なのでいくら日々のエネルギーコストである電気料金(ランニングコスト)が低く抑えられても、導入費用(イニシャルコスト)が高いと次に買い替える給湯器の選択肢から外れてしまいます…
給湯器もエコキュート以外にもガス・灯油・電気温水器と色々な種類の方式があります。
車で例えるならガソリン車・ハイブリット車・電気自動車の購入費用から維持費用(燃料費・電気代+税金等)を含めたトータルコストを考えて選択しないと良い買い物と言えなくなってしまう。
現在新築で家を建てるとエコキュートが標準で選択されており、エコキュートの本体+設置価格は家の価格に含まれているので気になる人は少数派だと思います。
実際に私も故障してから交換部品が無く、修理不能で買い替えが必要かも…?となりエコキュートの価格を調べてみて高額商品なのでビックリしましたから。
本体+設置費用で大体40万円台が最低ラインかな~と言った感じですね。
エコキュートの寿命は大体10年~15年と言われており、我が家のエコキュートも13年経過しました。
そろそろ寿命に備えて買い替え費用を準備しておかねば…
それと他の給湯設備の比較(イニシャルコスト+ラニングコスト)検討を行っておいた方が良いと思いました。
希望としては後2年位故障・不具合なく無事稼働してほしいと願っております。
今回は以上で記事を終わりにしたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。